Sep 27, 2017

インテリアの力

新生活 男 部屋 インテリア 一人暮らし

息子がこの春、新社会人となり千葉の支店に配属が決まった。急に決まり、親も子も心の準備がないまま、部屋探しだ、家電購入だ、とあわただしい春であった。東京に住んでいると一人暮らしをするタイミングがなかなかないので、なんとなく親もとから仕事にいく人も多い。私たちもまさにそんな感じで、2人でふんわりと気楽に過ごしていたのだが、ドーーーーーンと大きな鐘を鳴らされた気分であった。

部屋は息子が探してきた1R・ロフト付きの部屋。若者が好きそうなシンプルで清潔感がある部屋だったが、家具も何もないそこは、とても静かで冷たかった。私がインテリアの仕事をしていることをいいことに「お部屋づくりはかあさんに任せます」と一言。限られた予算の中でいかに20代の男性が好きそうな部屋をつくるかを突き付けられた。周りからは「そんなことまでするの~?!」「甘やかせすぎ!」と言われたりしたが、仕事柄、頼まれるとやらなくてはと思ってしまう。部屋の間取りと家具、収納物などなど決めていくことがいっぱいだ。

家具の組み立てや整理など一緒に体を動かし、作っていく。最後の彩りにステッカーをソファの後ろに貼る。曲がらないように丁寧に。私以上にこだわっていて、息子の新な一面を発見。キチンと綺麗になった部屋は気持ちがよい。部屋が人の気持ちに与える影響は大きいと、この仕事をして実感している私は、最後の息子へのプレゼントにこの部屋作りを選んだのだ。これからきっとしんどいこともたくさんあると思うが、帰ってきた家が気持ちよく彼を迎えてくれることが、精神を安定させて、安らぎを与えてくれることになるだろうと。

問題はこの綺麗な状態が続くかどうか・・・脱いだら脱ぎっぱなし、出したらだしっぱなしの息子の今は・・・5カ月経った今でも綺麗に過ごしているとのこと!ちょっとびっくりすると同時にお気に入りの部屋を汚したくないという新しい気持ちが芽生えたことがうれしかった。

新生活を始める皆さんへ。ちょっと贅沢かもしれないけれど、毎日過ごす部屋を気持ちいいものになるようにぜひぜひ頑張ってつくってみてほしい。そうしたらなにか新しい自分とやさしい気持ちを発見することができると思う。一人暮らしもいいものだね・・・!

 

CLUB66的リノベーション事例
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