コンクリートのカウンター

リフォームの仕事をしていて「カウンター」と向き合う機会が結構あります。カウンターといってもキッチンとダイニングをやんわり区切る対面カウンターから、食事ができるテーブル兼用のものや仕事をするためのワークスペースカウンターなど様々な用途があります。

4年前の夏、都営三田線の駅近くのマンションでリノベーション工事の計画をしているとき、L型の大きなカウンター件ダイニングテーブルをつくることになりました。木でもない、メラミンでもない、タイルでもない・・・・・・自由な形や大きさにできて、マットな印象のこの部屋に合うものは、と考えていました。そこで大工のHAMAさんに相談。「コンクリートでカウンターテーブルってできない？」

HAMAさんは以前、型枠のお仕事もしていて、コンクリートには馴染があるとのこと。作りたい大きさの型枠を組んで（これが結構大変な仕事で誰でもができるわけではないと思います）、モルタルに水、砂、砂利を混ぜて練り上げる。型枠の中に流し込んで待つこと一日。コンクリートは固まりそれから研磨、クリア塗装をぬって仕上げていきます。しっとりと、そして温かみのあるコンクリートカウンターが完成。

このコンクリートカウンターをかわきり、にいろいろなところで様々な形のものを製作。もちろんCLUB66にも一早くカフェ風コンクリートカウンターができました。コンクリートの可能性はまだまだ続きます・・・ね！

CLUB66的リノベーション事例

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