オカモチ、大活躍！

86歳の母がぎっくり腰になり、動けず入院・・・そんな知らせが２週間前、急に飛び込んできた。私はおろおろする父を横目にこれは大変なことになったと深く息を吐いた。

この年代の男性は残念ながら、何もできない方が多い。洗濯機が回せない、ご飯はどうしようと途方にくれる父。私の住むこの６６は実家からスープの冷めない距離にあるため、ご飯はつくってもっていけるので安心して、と父をなだめる。

この自粛環境のなか、両親と一緒にご飯を食べるのを控えているため、やはり運ぶのがいいだろうと思案していたところ、大工のHAMAさんが「じゃあ、オカモチつくってあげるよ」とあいてる時間にさっとつくってくれたのがこれ。

そもそも、オカモチ（岡持）とは「出前や仕出しの際、料理を入れて運ぶ木製の浅い桶、または箱にふたと持ち手の付いた入れ物」で平成生まれの息子たちはオカモチ？？？って聞いてもピンとこないかもしれない。

「２段重ねの箱がすっととれるように持ち手の木の部分を２分（６ｍｍ）隙間があけたよ」とさすが、大工の技！感動です。

母は退院したものの、家で寝ているため、２人分の食事をせっせと運ぶ日々。。このオカモチ大活躍です！！！

今日様子を見にいったらだいぶ元気になりよかった。。！　出前生活ももう少し、かな。。

CLUB66的リノベーション事例

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